HISのキャンセル料金は国際線でも心配無用!2度の悲劇から学んだこと

そろそろ夏休みが近づいてきましたね。
今年は10連休という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
長期のお休みがあると行きたくなるのが海外旅行ですよね。
私は特に国際線ターミナルの雰囲気が大好きで、そこにいるだけでもワクワクしてしまいます。

しかし長期連休となると、予約もあっという間に埋まってしまうので、かなり早くから予約しなければいけません。
特に海外旅行ともなると金額も高額となりますから、確実な予定もわからないまま予約しなければならず、キャンセルのリスクがとても大きくなり不安ですよね。

そんなリスクに備えるのが海外旅行保険
クレジットカードにも海外旅行保険がついていますが、保証される金額や範囲は十分ではありません。

HISならインターネットや窓口で、旅行先や旅行期間にあった海外旅行保険を比較検討できます。
さらにHISはキャンセル料金の心配を減らせるキャンセルサポートもあり安心です。

私は昨年の夏、HISを利用して家族でオーストラリアに行ってきました。
しかしこの旅行、とんでもないハプニングに見舞われ、あわやキャンセルかといった事態に巻き込まれたのです。

この記事では、HISのキャンセル料金と体験して分かった海外旅行保険の魅力をお伝えします。

目次

HISのキャンセル料金は国際線利用の場合いつからかかるのか

HISでは旅のプラン毎にキャンセル料の発生時期などが異なります

まずはじめに、HISの海外ツアーのキャンセル料金規定を確認してみましょう。

引用:HIS公式ホームページ
海外ツアーの場合、早くて旅行開始日の40日前から発生するようですね。

一方、国際線の航空券やホテルなどの手配を個別に行う手配旅行の場合はどうでしょうか。
この場合は、代金を支払った時点から発生します。
また航空会社によっては別途取消手数料などがかかる場合があるなど、キャンセル料金がどのぐらいになるかも人それぞれです。

また、台風などの悪天候によるキャンセルの場合の規定にも差があります。
ツアーの場合は催行中止になった場合は全額返金されますが、手配旅行の場合はそのような特別対応は行われません。
ただし、ツアーであっても催行中止となった場合、HISから連絡が来る前に自己判断でキャンセルの手続きを行うと返金されませんので十分にご注意ください。

ファミリーなどで人数が多い場合はツアーで申し込んでおくと少し余裕があって安心できますね。
一方で手配旅行の場合はキャンセルによるリスクが高いですが、自由にプランが組めることが魅力的なので、子供の手が離れたら一人旅にチャレンジしてみたいなと思います。

楽しみにしていた海外旅行で起きたまさかのハプニング

冒頭でお話ししたオーストラリア旅行、実は2度も大惨事に巻き込まれているのです。
こちらの写真はその2度目の大惨事に巻き込まれ、ぐったりとしている様子です。
いったいどんな悲劇が起きたのか、さっそくご覧ください。

どうしようもなかった1度目の悲劇

私が最初にオーストラリア旅行に申し込んだのは、さかのぼること2020年2月の始めのことです。
子供の頃に両親に連れて行ってもらった時からオーストラリアにはまり、自分に子供が出来たら連れていくのが昔からの夢でした。

当時受験生だった長男が夏休みに入る日程に合わせて予約を取りました。
また、オーストラリアに入国するためにはビザが必要です。
早々にビザの取得も済ませ、ガイドブックを眺めてはその日が来るのを楽しみにしていました。

しかし、そこから状況は一変したのです。
察しの良い方ならもうピンときたかもしれませんね。
そう、新型コロナウイルスの流行によって、世界を自由に移動することが出来なくなってしまったのです。

私が予約したのはコロナが流行し始めたばかりの2月のこと。
出発する8月には収まるだろうと楽観視していたのです。

しかし皆さんご存じの通り、コロナの勢いは増す一方で、私はオーストラリアの感染状況と渡航状況を確認する不安な日々を過ごしました。
そしてついに恐れていたことが起こりました。

「当ツアーの催行は中止となりました」

というメールが届いたのです。
数日後、旅行会社から返金方法の案内と、お詫びに5,000円分の旅行券が届きました。

幸い申込金は返金されましたが、ビザの取得代金は返金されず、また一緒に届いた旅行券も期限があり、長く続いたコロナ禍では使うことなく無駄となってしまいました。

これを読んでくださっているあなたも同じ経験をされたかもしれませんね。
あの時はやり場のない怒りと悲しみでいっぱいだったことでしょう。

現実となってしまった2度目の悲劇

あれから3年。
次第にコロナも落ち着いてきたので、リベンジを果たすべく、私はHISの窓口へと向かいました。

担当してくれた窓口のお兄さんと、前回はコロナでキャンセルになってしまったことなどを話しながら、今度は8月15日夜出発の3泊5日のツアーに申し込みました。
全ての手続きが終わり、帰り際の雑談でお兄さんがこう言ったのです。

「お盆シーズンですから、今度は台風とか来なかったらいいですね」

「そんな不吉なこと言わないでくださいよ~」

と冗談を言い合ってお店を後にしましたが、それが現実となってしまったのです。
とてつもない勢力を持った台風7号が関西を直撃したのです。

我が家には犬2匹と猫1匹がいるので、旅行当日から約1週間、ペットホテルの予約を取っていました。
出発前日の8月14日、ペットホテルから1本の電話が入りました。

「明日お預かりの予定ですが、お休みとすることになりました。お店がお休みでもお世話はできますので、本日預けに来ていただくことはできませんか?」

私は上司に事情を話し、すぐさま帰宅して動物たちを預けに行く準備をしました。
ニュースでは高速道路や鉄道などの交通機関が間もなくストップするとの情報が流れ始めました。

一度交通機関がストップしてしまえば、いつ再開するかの目途も立ちません。
いくら夜出発の便でも開通してからでは間に合わないと判断した私は、すぐさま空港の近くにあるホテルを予約し、急いでホテルへと向かったのです。

ホテルに着いた時にはもう関空連絡橋は封鎖され、空港へは立ち入れない状態となっていました。
その後、高速道路や鉄道もストップし、私たちはりんくうタウンから一歩も外へ出ることが出来なくなったのです。

絶望的な状況の中わずかな希望にかけて行動ができた理由とは

結果から申し上げると、このチケットが証明しているように、予定から4時間もの遅れを取ったものの、奇跡的に出発することが出来たのです。
私たちの乗った飛行機を含め、数機だけが関空から飛び立つことができました。

時は戻り、台風は昼過ぎ頃に通過し、夕方になって関空連絡橋がようやく開通しました。
その時の様子がこちら。
https://www.instagram.com/reel/Cv9kF2Jp5aN/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==

飛ぶかどうかわからない飛行機。
多くの人はこの時点で旅行を諦めたかもしれません。
本当なら満席だったはずの飛行機は、席を自由に移動できるほどガラガラの状態でした。

さらには1日延びたペットホテル代と、急遽前日入りした宿泊料金。
私たちが大きなリスクを背負ってでもわずかな望みにかけて行動ができたのは、HISで契約していた海外旅行保険とキャンセルサポートがあったからです。

次のパートではHISの海外旅行保険とキャンセルサポートについてご紹介します。

HISでは最適な海外旅行保険を比較検討できる

HISでは出発地と目的地、旅行日数を入力するだけで、複数の海外旅行保険を簡単に比較検討できます。
もちろん店頭でもインターネットからでも申し込みOK。

みなさんは、海外旅行で起こるトラブルといえば何を思い浮かべますか?

私は、病気やけがの治療費や、スリの被害かなぁと思っていました。
実は最も多いのは携行品の損害で、その次に多いのが今回のような航空機の遅延や手荷物の遅延だそうです。

台風だけでなく最近ではゲリラ豪雨も多い日本ですから、このような被害にあう可能性は誰にでも起こりうることですよね。

しかし多くのクレジットカード付帯保険ではこれらの損害に対して補償額が少なかったり、そもそも補償対象外であることも多いのだとか。

HISのお兄さんの一言に嫌な予感がした私は、自分のクレジットカードの補償内容と複数の海外旅行保険とを比較して、FIT海外旅行保険のファミリープランというものを契約しました。

この保険には航空機の遅延や欠航、手荷物の遅延によって発生するホテル代や食費、必要なものの購入代金などへの補償が基本保障となっていたことが決め手でした。
この保険を契約していたおかげで、私は飛行機がたとえ99%飛ばなかったとしても、最後の1%の可能性を信じて行動することが出来たのです。

もしこの保険に入っていなかったら

「どうか飛行機が欠航になって旅行代金が戻ってきますように」

と願うことしかできなかったと思います。
しかも結果として飛行機は飛んだわけですから、旅行代金が返金されることもなく、悲しい思い出だけが残ってしまうところでした。

海外旅行保険で万が一に備えることは、大きな安心が得られるだけでなく、勇気と希望を与えてくれるものとも言えますね。

HISのキャンセルサポートは旅の強い味方

先程ご紹介した海外旅行保険は、主に旅行が開始した後に発生する問題に対する補償をしてくれるものでした。
一方HISのキャンセルサポートは、旅行開始直前のトラブルに対応してくれます。

たとえば

  • 急に出張が入ってしまった
  • 子供の学校の予定が急に変更になった
  • 直前になって熱が出てしまった

HISのキャンセルサポートに入っていれば、急なトラブルで旅行をキャンセルしなければならなくなっても、最大で30万円の補償をうけることができます。

しかも保証金額が10万円の場合、掛け金は1500円とリーズナブルで、自分のニーズに合った補償を選ぶことができます。
さらに出発の14日前までに申し込めばOKなので、

「子供の学校でコロナが流行りだしたなぁ」

と思ったら申し込んでおくと安心ですね。

私は1度目の申し込みの時にコロナで痛い目にあいましたから、2度目の申し込みの際にはもちろんキャンセルサポートも契約しました。
今は何が起こるかわからない時代ですからね。

結果として使うことはありませんでしたが、少しの金額でとても大きな安心感が得られたので後悔はありません。

まとめ

  • HISのキャンセル料金は、海外ツアーの場合は40日前から、手配旅行の場合は予約したその日から発生する
  • 台風などの悪天候による理由でもキャンセル料金がかかる場合がある
  • クレジットカード付帯の海外旅行保険では十分な補償が受けられないことがある。
  • HISでは複数の海外旅行保険を比較検討できる
  • HISのキャンセルサポートは直前の急なキャンセルに少ない掛け金で備えることができる
  • HISのキャンセルサポートは出発14日前まで申し込みOK

私は2度の大惨事に見舞われてはじめて保険で備える大切さを実感しました
そうでなければ、ペットホテルから連絡があってからのほんの数時間で、あれだけの決断と行動はできなかったと思います。

今や世界中どこにいても、いつどんな被害に巻き込まれるかわかりません。
残念なことに自然災害などの場合でもHISは国際線のキャンセル料金が発生してしまうことがあります。

でもHISなら複数の海外旅行保険から自分に合ったものを比較検討でき、少ない掛け金で急なキャンセルにも対応できるキャンセルサポートがあって安心です。

せっかくの旅行が悲しい思い出にならないように、しっかり備えて安心で楽しい旅を思いっきり満喫してくださいね!

目次